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2024年「WWD ジョン B. フェアチャイルド賞」

ブルネロ・クチネリ、ニューヨークにてウィメンズ・ウェア・デイリーより名誉ある賞を受賞

2024年10月29日、ニューヨークのカーサ・チプリアーニにて、ブルネロ・クチネリが、300名を超える招待客の前で、「WWD ジョン B. フェアチャイルド賞」という名誉ある生涯功績賞を授与されました。

とても重要なこの賞は、ジョン B. フェアチャイルド(1997-2015)を発行人とし、今もファッション界に多大な影響を与えるアメリカの著名な日刊紙「ウィメンズ・ウェア・デイリー」が毎年贈るものです。同紙は、ソロメオのファッションハウスに代表されるメイドイン・イタリーの職人技への深い敬意から、この栄誉を与えました。

2024年度の受賞理由として、WWDおよびフェアチャイルド・メディア・グループのコンテンツ・チーフオフィサーであるジェームス・ファロン氏は、ブルネロ・クチネリの「企業としての継続的な成功」 「段階的に実現された革新」「熟練性、創造性、職人技、独自性、そして人間の尊厳への深い配慮」を高く評価しています。また、ソロメオの事業が長年かけて次世代に引き継いできた「慈善活動への取り組み」も称賛されました。

ブルネロ・クチネリは受賞の喜びを次のように語っています。 「世界のファッションシーンにおいて、長きにわたり著名なデザイナーたちへ授与されてきた、このような栄誉ある賞を授かり、大変光栄に感じています。私はこれを何よりもまず、仕事の尊厳への賛辞であると受け止めたいと思います。ソロメオでの日々の仕事を通して、私たちはコラボレーターたちと共にその尊厳を大切に育んできました。だからこそ、この素晴らしいニュースを受け取った時、真っ先に思い浮かんだのは家族、そして現在も過去も共に歩んできたすべてのコラボレーターたちのことでした。彼らの創造性、礼儀正しさ、そして丁寧な仕事がこの成功をもたらしくれたのです。 私は、美しさとは美しい人間関係から生まれると信じています。私たちのクリエーションもまた、単に素材や加工技術による高い品質だけでなく、ある種の生き方や働き方を象徴するアンバサダーのような存在であってほしいのです。世界中でイタリアンテイストの知識と評価に偉大なる貢献をしてくださったWWD、そして私が尊敬する存在で美と人間性の成長を促すことに常に尽力しているジェームス・ファロン氏、素晴らしい感性を持ち上品で優れた人物であるアマンダ・スミス氏(フェアチャイルド・メディアCEO)に心から感謝申し上げます。最後に、私の愛する若者たち、21世紀の哨兵たちへ、魂が常に偉大な思想の源であることを忘れないでほしいという私の想いを捧げます。」
ブルネロ・クチネリ

写真提供:ギャビン・ボンド(Gavin Bond©)

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