label.skip.main.content

ブルネロ&フェデリカ・クチネリ財団とフォーロ・デレ・アルティ

ブルネロ&フェデリカ・クチネリ財団は、2010年、ソロメオのヒューマニスト的な志の源となる普遍的な理想を発展させ、広めることを目的として設立されました。その活動の主な目的は、人類を支援するためのイニシアチブを実現・促進することです。具体的には、文化と知識の向上に貢献し、地域とモニュメントの保護を促進し、人類の伝統的、精神的、日常的な価値観を管理することが目標として掲げられています。

これらは今日、世界の至る所で新しい命に生まれ変わろうとしている価値であり、人間そのものと人間が生きる環境の再評価を司るうえで主役となる理想です。

「多くの人に役に立つ人が生きる。」 セネカ

「未来のすべてが私たちに与えられているわけではないが、私たちが全く何も手にしていないわけでもない」と確信する当財団は、青年期でも老年期でも、病んだ時も健康な時も、集団の中でも一人であっても、すべての人々の人間性を高めることを目指しています。ブルネロとフェデリカの両者が抱く「幸福を導く人生」のビジョンに従い、生活環境と労働環境の双方で人間の尊厳を回復することを意図しており、地域、特に郊外に種類を問わずスポットを当てています。

クチネリファミリー、2021年にロンドンで開催されたGQデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞の授賞式にて

当財団のあらゆるイニシアチブは、直接的あるいは間接的に、エピクロス的な意味合いを持つ幸福な生活を促進する目的を持っています。それはすなわち、一方が過剰でもう一方が欠乏しているという状況を、人間の物質的・精神的なニーズに合わせて再び整え直すということを意味しています。エピクロスの幸福に関する手紙は、当財団の礎であり、財団の存在意義に対する倫理的なインスピレーション源として位置付けられています。 「欲望をしっかりと把握することにより、あらゆる選択や拒否を健全な身体と完全に穏やかな魂へと結びつけることができるようになる」。

Brunello Cucinelli S.p.A.を管理するホールディング会社「フォーロ・デレ・アルティ(Foro delle Arti)」の関与と積極的な支援を受けながら、これらの目的を追求する中で、当財団は人間の幸福と精神の高揚に貢献したいという願望と共にプロジェクトやイニシアチブを推進しています。そこで何よりも重要視されているのは土地の精神を美しくさせるための活動です。文化活動、芸術的な美しさを保護をするための取り組み、そして人々と人々が暮らし、働く地域のケアとサポートを行うプロジェクトは、当財団の活動の要となっており、その範囲はイタリアのみならず全世界へと広がっています。ソロメオとその周辺地域で実現されたイニシアチブは、この願望をカタチにした例のひとつです。これらは、あらゆる場所にある、あらゆる種類の自然、そして人間の芸術的・文化的遺産の美しさを保護し、広め、称えるための積極的な介入への意欲を示しています。

「コミュニティになんら利益をもたらさない人は、尊敬されない。」 アリストテレス

Sunflowermanのイラスト

 
これまでの歩み
これまでの歩み
 
広報&メディア
 
「人間主義的資本主義」と「人間らしいサステナビリティ」
「人間主義的資本主義」と「人間らしいサステナビリティ」
 
テクノロジー、ヒューマニズム、人工知能
テクノロジー、ヒューマニズム、人工知能
閲覧中のコンテンツ
ブルネロ&フェデリカ・クチネリ財団とフォーロ・デレ・アルティ
ブルネロ&フェデリカ・クチネリ財団とフォーロ・デレ・アルティ
閲覧を継続する
ソロメオ村の普遍的な図書館
ソロメオ村の普遍的な図書館
 
現代世界についての考察
現代世界についての考察