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1997

時間にもう一度価値を持たせましょう。これは、誰もが望むことができる最も貴重な財産なのですから。私たちはもはや、時間に追いつかないことを恐れて駆け回ることはありません。先回りしたり、追い回したりしようとして無駄にしたり、一瞬を盗み取るために時間を詰め込んだり、引き延ばしたりすることはないのです。

私たちの時間全てに価値をもう一度持たせましょう。不安な期待、突然の出来事や小さな予期せぬ事件からなる、満ち満ちた時間に。しかし、自由なひとときにも価値を持たせようではないですか。自由とは名ばかりの、私たち全員が大切に守る深い考えや思い出に浸る喜びの時間。この時間もまた、先に述べたものと同じように必要なのです。

時間に価値をもう一度持たせましょう。毎日の小さな仕草を通じて、私たちの周りの世界に対する感謝を通じて、友情や私たちが最も大切に思うものを通じて。その理由は、今こそ、時間を尊重するときがやってきたからです。

共にいれば、時間が無駄になることはありません。