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「第三ミレニアムの若きダ・ヴィンチたち」との出会い

ソロメオ、2019年5月23日~25日

この数日間、カリフォルニアはシリコンバレーから、僕の友人たちがソロメオを訪ねて来てくれました。ソロメオはカリフォルニアから遠い場所ですが、気持ちの上ではすぐそばに感じられます。

この友人たちのことを僕は第三ミレニアムの若きダ・ヴィンチたちだと思っています。そんな喜ばしき客人たちが僕たちのカシミヤと調和の都ソロメオにやってきてくれたのです。僕の夢すべてが生まれ広がり、ヒューマニティに満ちた経済観の最も理想的な形を守ろうとするこの場所に来てくれた彼らに対し、感謝の気持ちを言葉では言い尽くすことができません。本当に光栄なことだと思っています。 友情と思いやりに満ちた日々を分かち合うことで、どんな時代にも人類が最も深い意味を見出してきた大切なもの、人間に本来備わった高尚な素質の証明となるもの、自由への想いや倫理観の指標となるもの、そして何よりそれらの拠り所である魂を大切に守り、育もうとする姿勢を再認識することができました。

経済についての話題を日頃取り扱う僕らは、極めて上品で優雅な対話のなかで、深く信ずる理想に近づくことができました。 僕たちは、ヒューマニティーとテクノロジーが互いに共存し合う喜びに満ちた未来を思い描いています。

魂が経済の糧となる、それはアイディアである以前に、夢であり人生の賜物でもあります。 魂が理想によって動かされるものであるのなら、きっとこの数日間、僕たち誰もが心の中でそれをひしひしと感じていたことでしょう。

もし、現代人の心の中に新たなヒューマニズムが生まれようとしているのであれば、僕たちはこの数日間でその喜びを実際に味わうことができたと言えるでしょう。

僕たちの想いは、子どもたちや後世の熱意ある人々の将来に向けられています。 だからこそ、夢に限りを設けるのではなく、何世紀にも、何千年にもわたる計画を立てることが我々の果たすべき使命だと僕たちは確信しています。

このソロメオでの数日間は、いわば「魂と経済のシンポジウム」のようにも思えました。

次のお客様方をお迎えできたことを、大変光栄に存じます。
ラミン・アラニ氏、ルズワナ・バシール氏、マーク・ベニオフ氏(グループ全体に宛てた素晴らしいお手紙をありがとう)、パオロ・ベルガモ氏、ジェフ・ベゾス氏、ディック・コストロ氏、リー・フィクセル氏、リード・ホフマン氏、ドリュー・ヒューストン氏、リン・ジュリッヒ氏、サラ・レアリー氏、アレック・ロス氏、ネッド・セガール氏、ロブ・スペイヤー氏、ニラブ・トリア氏(情熱と忍耐を費やし、この素晴らしいミーティングをオーガナイズしてくれたことに深い感謝の意を示します)、そしてトレバー・トライナ氏に心からお礼を述べたいと思います。

ソロメオにて、創造的なミーティング、魂と経済のシンポジウムに集まったゲストの方々とブルネロ・クチネリ

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